今回は【おうちモンテ】の話
休みの日って家の中が大変なことになりがち…
つい、動画やTVずっとつけてしまっている
ゆっくり子どもと向き合える時間に、
指先の運動を取り入れてみませんか
- 指先の運動の取り入れかたが分かる
- おうち時間がちょっぴり楽になる
指先の運動とは
言葉の通り、指先を使った活動のことです。(微細運動)
指先をよく動かすことで、知性を高めたり、意志力や集中力を高めたりすることにつながります。
幼ければ、幼い程、まだ早い…と遠ざけがちですが、子どもが興味をもっていると感じたら、できることから挑戦させてみましょう。
活動の4段階
モンテッソーリ教育で有名な相良敦子さんの理論概説により
- 自分で選ぶ
- 繰り返す
- 集中して関わる
- 満足して自分からやめる
なによりも子どもがやりたいことを選ぶことが第一歩
やりたいことが選べるように選択肢をいくつか準備しておきましょう!
取り入れやすい指先の運動
おりがみ
おりがみは昔ながらの遊びでありながら、指先を繊細につかう活動です。
おりがみのはしとはしを合わせて折るって結構子どもには大変!
慣れるまではそばで折りやすい様にサポートすることで、意欲が続きます。
おりがみについてはこちらの記事で詳しく書いています。
切り紙
はさみを使った活動です。
息子も1歳からはさみに興味津々
興味あるから、はいどうぞやってみて。
ではなく、指や紙を支えながら切れることを体感させます。
3~4歳の子なら線の通りに切る、開くと形ができる。という切り絵が楽しくてはまりますよ。
この絵本はわかりやすいし、季節ものも豊富で何よりお手頃♪
娘の園でも同じ作家さんの本を使って切り絵をされてました。
はさみは子ども用のサイズのものを準備しましょう。
うちでは2種類試しに使っています。
- 2歳以下ならクツワのきっちょんが補助しやすいです。
- 3歳以上なら、切れ味がよく、使いやすいしまじろうはさみがおすすめです。
必ず子どもの聞き手にあったものを選んでくださいね。
お料理
全部の工程はもちろん無理です。
- 混ぜるだけ
- 切るだけ
- つぶすだけ
- あらうだけ
- 剥くだけ
子どもがやりたいこと、やれることはないかな?と思ってみると意外となんでもできます。
台所でできることについてはこちらの記事で詳しく書いています。
パズル
ピースをもつ、はめると細かな活動が多く、何度も楽しめるのがパズル。
何種類か準備しておくと長く楽しめます。
散らかるので、片付け用の袋や箱の準備は必須!
パズルについてはこちらの記事で詳しく書いています。
他にも色々
運ぶについてはこちらの記事で詳しく書いています。
指先の運動を行う上で大事な3つのW
- Wait
- Watch
- Wordless
分かりやすくWでそろえてみました!
Wait
これがやろうと思っても難しい。
つい、手が出たり、言葉がでたり。
でも、その余計なおせっかいで子どものやる気ってなくなっちゃうんですよね。
私も何度もやらかしてしまいました。
待ちましょう。
こっちがおせっかいしてやる気そいじゃったのに、『手伝ってるのに!!!』とイライラすることも。ほんと反省です…。
モンテッソーリ教育で有名な相良敦子先生は『「ひとりでするのを手伝って」と子どもが叫んでいる。』と表現されています。
子どもは自分でやり遂げたいんですよね。
親はそのサポート。決してですぎてはいけないんです。(自戒を込めて)
おすすめ書籍はこちらの記事へ
Wordless
余計なことは言わず、できるかぎり無言で。
気づいたらしゃべってるんですよ。不思議なことに!!
子どもの集中を途切れさせてしまうことになるので、しずかに見守りましょう。
『すごいね』
『できたね』
などの承認の言葉も言いたくなりますが、これは子どもが満足して、『見て』という表情を親に向けてきたときで十分間に合います。
自分で考えたらわかりますが、途中でしゃべられたら落ち着きませんよね。
園でモンテッソーリ教育の参観があるときは、『声かけや写真はご遠慮ください』と言われます。
がんばってるとスマホなどで写真も撮りたくなりますが、あくまで記録として少な目に。
パシャパシャとって、子どもさんの邪魔をしないようお気を付けください。
Watch
よく見せましょう。
子どもにやり方を見せるときはスローモーションで。
遅すぎるかな、という速さで大丈夫です。
できるだけ動作を分析し、正確にゆっくり、はっきりと見せるようにしましょう。
ここでも、余計な言葉は不要で、最小限の言葉を使います。
【おうちモンテ】お仕事 まとめ
長期休み、準備せずに突入するとあっという間に休みが終わります。
休み前にいくつか道具を準備しておくと安心ですよ。
「今日は何に興味があるかな♪」と子どもさんの関心に目が向けれるように余裕をもった日々を送りたいものですね。
親も息抜きしながら一緒に楽しんでいきましょう。