最近はスマホアプリでの知育教材も増えましたよね。
でも正直、そんなに早い年齢からスマホ扱ってていいのか不安…。
そんなことを思っていたところ、こんな本を見つけました。
こちらは以下の様な内容です。
- 任天堂DS「脳トレ」シリーズ監修の川島隆太さんの著書
- 子どもたちの長時間のスマホやゲーム、テレビの利用や視聴に警鐘をならす内容
- 仙台市と協力して、約7万人の子どものデータをもとにまとめられている
- スマホやゲーム、テレビとの付き合い方
- 子どもの脳の動き
- 周りに流されない我が家ルールの大切さ
結論:スマホなどは時間管理ができるように親がサポートする
本を読んだ結論としては、子どもだけで、スマホやゲームの時間管理をするのは正直無理。
我が家はまだ未就学児なので、自制心はまだまだ育っていないので、自制心が育つまでは親がしっかりサポートしていくことを決めました。
スマホを持たせるのはずっとずっと先だろうな…
なぜ、そう思ったのか書籍の内容を引用しながら解説していきます。
知育の効果が0になる可能性がある
書籍によると、
家庭で平日に2時間以上も勉強している子が、ほとんど勉強していない子より成績が悪い
2時間の学習効果が消える!やってはいけない脳の習慣 監修:川島隆太 著:横田晋務
なんと2時間の学習の効果が0になっているんです。
これを読んで驚きました。
2時間以上勉強しても、4時間以上スマホを触っていると、学習効果がなくなってしまうんです。
長時間勉強しても無駄になってしまうという悲しい現実。
特に、LINE等の通信アプリの影響は大きいと書かれていました。
LINEのような通信アプリは
- 既読がつく
- どんなメッセージなのか気になる
- 反応しないことで嫌われることを恐れる
など、友達関係がとっても大事な子どもたちにとっても重要です。
わたしが気づかない間に話が進んでる…
ということにプレッシャーを感じる子も多いらしく、LINEによる勉強の中断も学習効果を引き下げることになっているようです。
家に帰ってまで、友達との付き合いに神経を使わないといけないというのは、コミュ症なわたしとしてはツライ…。
我が子も神経質なところがあるので、このような友達との関わりで疲弊することを考えると今から心配…。
最近では、LINEだけでなく、ゲームの中のチャット機能を使ってLINEのようなやりとりを夜遅くまでしているとの情報を入手。
ゲーム会社は子どもたちの健康第一ではゲーム作りをしていないことは頭にいれて置くべきだと思います。
スマホやゲームの現状
スマホもゲームもどんどん低年齢化している気がする!
スマホの場合
《小中学生 スマホ持ち始め時期 経年変化》
画像引用:モバイル社会研究所
2021年までの資料ですが、年々スマホの持ち始め時期が低年齢化していることがわかります。
また、子どもには持たせてはいないけど、連絡をとるときは親がスマホを貸している、というお家も多いようです。
ゲームの場合
ゲームのほうがスマホよりもっと早く使う様になる子も多い印象。
保育園や幼稚園生でもスイッチを一人1台持っている様子をよく見かけるようになりました。
Gunghoによると、小学2年生で《ゲームをしていない子は1割未満》という結果も出ていました。
オンラインにつないで、チャットや会話をしながらできますので、どんどんハマっていきますよね。
周りの子が持っていると、
- ほしい!
- みんなもってる!
- 仲間に入れてもらえない!
なんて言い出す子もいますよね。
ゲームを持たせないと、友達の輪に入れないんじゃないかと不安で買ってあげてしまった。
仲間はずれにされるくらいなら…と買って上げたくなりますよね。
でも、何事もはじめが肝心です。
スマホやゲームの付き合い方 最初が肝心
子どもはスマホもゲームもほしがりますよね。
しかし、こちらの本で注意していることは
- 基本子どもがどんなに欲しがっても与えない
- 与える時期を慎重に決める
- 使用時間を1時間以内にする
- LINE等の通信アプリは成績を下げるため極力利用しない
何事もはじめが肝心です。
あとから、
- 1時間以内しかダメ
- 夜中はダメ
- チャットはダメ
など、ダメダメいっても難しいです。
知育を頑張るみなさん、最初の一歩を大事に約束ごとを決めましょう。
我が家もこれを読んでまずは与える時期をできる限り遅らせよう!と決意しました。
他にも子どもにいいことが書かれています
- 朝食はおかずの品数が多いほどいいよ
- 読み聞かせをしたほうがいいよ
- 自己肯定感を高めてあげたほうがいいよ
わかっているようで、理解していない事柄についても資料付きで説明がされています。
まとめ
どんどんスマホやゲームの利用年齢が低年齢化、長時間利用になっていっているけど、やっぱり子どもの脳には悪影響。
子どもに渡しておけば、大人しくしてくれていて楽だけど、今楽なほうに逃げてしまうとあとから付けが回ってくるかも…。
知育を一生懸命がんばってきたみなさん。
努力が無駄にならないように、スマホやゲームの利用時間は気をつけましょう。