読み聞かせっていいらしい…
読み聞かせしたいけど続かない…
そんな方に向けての記事です。
読み聞かせが続かないのは、
- 「意味あるかな?」と読み聞かせをする意味が腑に落ちていない
- 「読み聞かせの先に何があるの?」と未来が見えていない
ということがあるかもしれません。
そこで、この記事を読めば
- 読み聞かせってやってて損ないじゃん!
- むしろやってた方が絶対いいじゃん!
ということに気づいてもらえると思います。
読み聞かせの良さ4選
言語音への感受性が向上する
言語音
音声のうち言語に用いられるもの。子音と母音に代別される。言語音声。
webio辞書
音を聞き分ける力が発達するということだと思います。
英語で考えると、小さい時に英語の読み聞かせをたくさん受けていたら、今は楽々に英語を聴き取れていたかも…?と、これが早期の英語教育が叫ばれる所以ですね~。英語絵本の読み聞かせもいいかもしれませんね。
言語能力の向上
言語能力
国語(母語)を使いこなすための知識や構成能力のこと。
webio辞書
相手が話している言葉や書いてある文字を理解する、言葉を用いて意志を伝えるという事は言語能力がないとできません。
言葉という知識がないと、それを使いこなせないからです。
絵本の読み聞かせを行うと、言語と絵が一緒に目に飛び込んでくるので、言語の意味を理解しやすいというのも、言語能力の向上につながっていると思います。
読み聞かせをするときは、読む人が無意識に言語に意味を載せています。
子どもへの読み聞かせを棒読みでする人も少ないでしょうから、読む人の楽しい、や悲しいといった気持ちを言語(耳から)絵(目から)感情(心)で子どもたちは受け取っていることになります。
基礎的読解力の向上
たくさん読み聞かせを行ってもらうと、次のステップとして自分で読めるようになります。
- あの本と似ている
- これはこういうことかな
など、読み聞かせの経験が多ければ多い程、たくさんの引き出しを使いながら新たに文章に出会います。
この引き出しが多いこと少ない子で、読解力に違いが出るのは当たり前だと思います。
背景知識の向上
絵本には様々なシチュエーションが用意されています。
1冊1冊が異なるシチュエーションのため、子ども達はたくさんの世界を見る事が出来ます。
- 時間
- 場所
にとらわれずに、子ども達は旅にでかけることができるのです。
時には
- 動物になってみたり、
- 空を飛んでみたり、
- 戦争時代を体験したり、
- 遠い遠い海外に行ってみたり、
- 魔法が使えたり、
自由自在です。
絵本を進めてくださった方から「子どもは絵本に入りこむことができる」と教えていただきました。
子どもは絵本の中の人に入り込んで絵本を楽しんでいる、とのことです。
読み聞かせを通して、色んな世界へ連れて行ってあげることで、子どもは多くの経験を積み、背景知識が多い子に育っていきます。
始めるのは早ければ早い方がよい
小さい時から語彙が多いと、理解できる、もっと語彙を習得できる。という良い循環を早くから作りあげることができるので、その後の語彙習得や理解のスピードがあがります。
小学生に上がるくらいまでに、その良い循環ができていれば、【先生の話が分かっていない子】にはならないと思います。
わからないというのは子どもにとって苦痛です。
そうならないための語彙は身に着けていて損はないと思います。
差は埋まらない
これまでに書いてきたような能力の差は時間が経っても埋まらないと言われています。
一方が
たくさんの語彙→理解できる→もっと語彙を習得する→理解できる→もっと語彙‥‥
もう一方
語彙が少ない→理解できない→悩む→頑張る→語彙習得→また理解できない→頑張る…
差が縮まらないのは想像できると思います。
差を埋めるには相当の努力が必要です。
だとするならば、【早くから良い循環を作る】というのも親ができる子へのプレゼントなのではないでしょうか。
まとめ
読み聞かせをすることで培われる能力はお子さんへの素敵なプレゼントになります。
この記事を読んで、読み聞かせはじめてみよう!続けてみよう!と思う方がいてくださると幸いです。
以上、もんでした。