- 子どもが騒いだり、泣いたりしないか心配
- 返却期限や予約方法がわかりにくそう
- 本をゆっくり探せなさそう
- 子どもが興味もつかな
- 図書館に行く余裕ない
図書館ってなんとなくよさそうだし、行ってみたい気もするけど、色々心配だし…と後回しになっていませんか?
子どもの行き先に「図書館」が加わると、子育てがもっと楽しくなりますよ。
- 図書館の魅力
- 図書館の使い方
- 図書館の楽しみ方

読んだあとは、ぜひ図書館へ♪
図書館は子どもの“好奇心”を育てる場所


図書館には、子どもがワクワクする要素がたくさん詰まっています。
カラフルな絵本や図鑑、工作や迷路の本など、家庭ではそろえきれないジャンルの本が並んでおり、子どもの「知りたい」「読みたい」という気持ちを自然と引き出します。
本の世界を自由に旅できる場所、それが図書館です。
図書館が子どもの成長にいい理由
子どもが自ら本を選び、読んでみるという体験は、自主性や集中力を育てます。
おもちゃコーナーに行って、「どれもで好きなものをどうぞ」とは言えません。
でも、図書館でなら、「好きなのを選んでいいよ」といってあげられます。
子どもは自分の興味の赴くままに好きな絵本を選ぶことができます。



赤ちゃんでも、本棚に近づけてあげて、絵本を選ばせてあげてみてくださいね。
図書館に行くと、本を借ります。
借りた本を読んでもらいます。
読み聞かせを通じて語彙力や表現力も伸びていきます。
絵本を読む時間は、親子のコミュニケーションの質も高め、心の安定にもつながります。
図書館の活用は、学習だけでなく感性の育成にもつながっていきます。
子どもと図書館へ行くときの心構え
子どもが騒がないか、迷惑にならないかと不安になるママも多いですが、児童コーナーはある程度にぎやかでも大丈夫な空間です。
最初から長時間を目指さず、15分だけ立ち寄るくらいの気持ちでOKです。
図書館を「行かなきゃいけない場所」ではなく、「親子で楽しめる場所」として気軽に立ち寄るつもりで利用しましょう。
児童コーナーには、靴をぬいであがってゴロゴロできるスペースがあったり、ベビーカーが用意されていたり、利用者にやさしい配慮がされています。
お互い様の気持ちでふらっと行って大丈夫な場所ですよ。



ブックバックだけ用意しておくとその日のうちに借りて帰れますよ。
図書館の上手な使い方5選【子どもと一緒に楽しむ】


図書館を上手に使えるようになると、子育てのときの行き先が増えて子育てが楽になります。
①一緒に本を探す
図書館に入ったら、まずは子どものペースで本棚を一緒に歩いてみましょう。
背表紙の色やタイトルに目を引かれ、「これ読んでみたい!」という気持ちが生まれやすくなります。
ジャンルにこだわらず、自由に選ぶ時間をつくることが、好奇心の広がりにつながります。
時々、「これは読めないでしょ…」と思う絵本もありますが、1,2冊であればその本もみとめてあげましょう。
読まずに返してもペナルティはありません。
「もっと大きくなったら、また読もうね」と返せばOKです。



借りた本は全部読まなきゃ!
と思うと、本が借りられなくなります。



わたしも、借りたけど読まずに返す本がたくさんありますよ!
購入すると、「もったいない」という気持ちになるかもしれませんが、図書館で借りるのは【無料】です。
「10冊のうち1冊気にいるのがあればいいな」くらいの軽い気持ちがいいですね。
② 読み聞かせを楽しむ
図書館で読み聞かせをすることで、家では手に取らないような本にも触れられます。
図鑑や図解本は、大人が読むのが難しいと感じても、子どもには新鮮な刺激になります。
図書館内での読み聞かせもOKですので、子どもが気になった絵本はその場で開いて一緒に読んでみるといいですよ。
③ おうち時間を充実させる
図書館で借りた絵本をもとに、おうちで関連した遊びや工作を楽しむのもおすすめです。
たとえば「パンの絵本」を読んだらパン作りに挑戦してみる。
「昆虫の図鑑」を読んだら虫探しに出かける。
図書館と生活をつなぐことで学びが深まります。
子どもに新たな視点を押し付けることなく見せてくれるのが絵本のよさです。
もちろん、ストレートに「工作の本」「パン作りの本」という作り方の本を選ぶのもありですよ。
④ 図書館イベントに参加する
読み聞かせ会や工作教室、英語絵本の時間など、図書館では定期的に親子向けのイベントが開催されています。
無料で参加できるものも多く、他の親子と交流するきっかけにもなります。
特に多くの図書館で実施している【ブックスタート】は図書館デビューのきっかけに最適です。
まだいかれたことがない方は【〇〇市 ブックスタート】と検索してみてください。
⑤ 購入する本を探す
図書館で繰り返し借りた本や、何度も読みたがる絵本は「買ってよかった」と思える一冊になりやすいです。
図書館で“試してから買う”スタイルなら、本選びの失敗も減りますし、その後の学びも継続しやすくなります。
我が家でも行くたびに借りる絵本があったのですが、5回も借りたので購入を決意。
自分の家にあるのが嬉しいのか、何度も何度も繰り返し読んでいるお気に入りの1冊になっています。
初めてでも安心!図書館利用の基本ガイド


貸出カードの作り方・本の借り方
図書館を利用するには、まず貸出カードを作ります。
多くの図書館では、住所が確認できるもの(保険証など)を提示すればその場でカードが発行され、当日から本を借りられます。
本の貸出数や期間は自治体によって異なりますが、返却期限を守れば何冊でも無料で楽しめます。
図書館でのマナーと子連れ利用のコツ
館内では基本的なマナーを守りつつ、無理のない範囲で利用するのが大切です。
児童エリアでは子どもが多少声を出しても問題ない図書館が多く、職員さんも子どもに慣れています。
不安があれば、事前に電話で相談してみるのもおすすめです。
図書館によって異なるサービスをチェックしよう
図書館によっては、読み聞かせコーナー、オンライン予約・延長などのサービスもあります。
返却コーナーも町の各所に準備されているところもあるので、ぜひ聞かれてみてください。
自宅近く以外の図書館も視野に入れると、思いがけない発見があるかもしれません。
子どもと図書館をもっと楽しむためのヒント


図書館を楽しもうという視点をもっていると、気軽に図書館を活用できるようになります。
図書館を“学びと遊びの場”にする工夫
「読む」だけにとらわれず、図書館を“遊び場”としてとらえると、親子の時間がぐっと楽しくなります。
お気に入りのぬいぐるみと一緒に本を読む、ごっこ遊びを取り入れるなど、小さな工夫で子どもは夢中になってくれます。
図書館が苦手な子どもへのアプローチ
最初は本に興味を示さなくても心配いりません。
「一緒にお出かけする場所」として図書館を位置づけ、無理に読ませず、まずは雰囲気に慣れることが大切です。
短時間からスタートし、「今日は本を選ぶだけ」でもOKです。
忙しいママでも続けられる図書館活用法
パートや家事で忙しいママにとって、図書館通いは負担に感じることもあります。
そんなときは週末の買い物ついでに立ち寄る、図書館のアプリで予約しておいてピックアップだけするなど、手間を最小限に抑える方法を取り入れてみてください。
まとめ:図書館は“無料で楽しめる学びの宝庫”
図書館は、子どもの好奇心を刺激し、親子の会話を広げてくれる場所です。
しかも無料で使えるから、思い立ったときに気軽に立ち寄れます。
特別な準備はいりません。
特に「子どもとどう過ごせばいいのか分からない」と悩んでいるなら、図書館を暮らしの中に取り入れてみてください。
本を通して、子どもと心が通じ合う時間がきっと生まれます。
親子で楽しめる図書館の時間を、ぜひ習慣にしてみてください。